為替のレートは、通常2本の値段が表示されています。 一つは、売値(Bid)もう一つは買値(Ask)です。 この2つの値段をが同時に表示されているのが普通で、ツー・ウェイ・プライスと呼ばれています。 テレビや新聞では、よく「1ドル 90.50~90.52」と表示されています。 取引業者も、商売なので高く売って安く買おうとします。 つまり、1ドルを売る場合は90.50 円、買うことのできる値段が 90.52 円という意味です。 ただし、実際に銀行で両替する場合は、手数料も含めて、50銭程度の差があるのが普通です。 円からドルにするときも手数料、ドルから円に戻すときも手数料を取られるので、「手数料は、往復1円」といった言い方もします。

■スプレッドがすべる?

FX取引では、レートが刻々と変わるので、インターネットなどで注文を出した瞬間から、値段が変わることがあります。 特に、重要な指数が発表される瞬間などは、値段が大きく変わるので、「スプレッドが広がる」と言われます。 最近では「スプレッド固定」と大きく宣伝しているFX会社も多くありますので、もし「すべるのはインチキだ!」と思うのであれば、そういった会社を探して取引するのも良いかもしれません。

■スプレッドの秘密

実は、FX業者は手数料としてこのスプレッドの中から利益を確保しています。 「取引手数料無料」としても経営が成り立っているのはそういうわけがあるのです。 基本的に業者の為替レートというのはインターバンク(IB)が提示するレートを元に提示されていますが、IBのスプレッドというのはドル円やユーロドルで0.5銭位だといわれています。その数字と表示するスプレッドの差が業者の利益となっているのです。